北信地区では五月下旬から竹の子狩りのシーズンです。
早朝、軽トラックに山菜リュックや、長靴・軍手などの必須グッズをつんで出発。
行き先は他人には教えない秘密の場所です。
都会では小料理屋さんなどで、季節の天婦羅として食されたこともあるかと思います。
地元では、採りたての竹の子を天婦羅はもちろんですが,味噌汁にしたり卵とじにして食べる家庭が多いようです。
食べる準備
なんと言っても採りたてが一番です。
もし、採りたての竹の子が手に入ったらすぐに取り掛かりましょう。
皮のむき方 根元から縦に包丁で切れ目をを入れます。
穂先の切れ目に親指を入れて剥いていきます。
すぐれものを見つけました。
ステンレスの筒状の中に竹の子を入れてすーっと動かすと、楽に切れ目が入ります。
あく抜きは不要です。
固い節を切り落とします。
歳時記・・・です。 夏も近くなってきました。
保存します
沢山収穫があった時は、瓶詰めにして保存します。
皮を剥き、節抜きをし、洗った竹の子を保存用ガラス瓶に詰め保存処理をします。
一回にかかる時間は一時間。上向きで30分、逆さにして30分。
手間がかかりますが、お祝事やお客様があった時には煮物にして料理の一品としてお出しします。
とても重宝するんですよ。
ちょっとした我が家のお宝状態ですね。
竹の子の抜け殻です。
長野県も田中康夫県知事のおかげで良くも、悪くも全国区となりました。
特に建設業に関しては、かなり厳しい意見をもたれているようで、皆さん苦しんでおられます。
何か打つ手は無いか・・・?と、他事業 農業 福祉 飲食などに進出し始めた会社もあります。
私たち、蟻川建設も社長を筆頭に意見を出し合いましたが、即行動に移すのは全て準備ができていないと無理なので
「じゃぁとりあえずどうせひまなんだから山菜でも取に行こうか・・・」
という洒落た意見が一致して竹の子狩りになりました。
普段山になど行った事のない若い子から、「山菜取りならおまかせっ!」のベテランまで一丸となって山に入り、皮を剥き、保存までこなしました。
5月31日・6月1日に地元の中野市で開催されたばら祭りでは、会社の置場を駐車場として無料開放し、竹の子汁や、焼き竹の子を無料サービスいたしました。
少しですが、採りたての竹の子や、瓶詰めも格安の値段で販売し、皆さんに大変喜んでいただきました。
来年は全国ばらサミットがここ中野市で行われます。
また、地域貢献の気持ちで参加する予定です。
ぜひ、お立ち寄りください。